みーさん
社会保障制度健康保険、介護保険、雇用保険
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回答No.1 2019.05.03 15:03
A.みーさんはじめまして。
㈱マネープランナーズの前田と申します。
学生納付特例制度についてですね。
結論から申し上げますと学生納付特例の申請は必ず行った方が良いと思います。
申請を行う事によりメリットは3つあります。
1.受給資格期間の中に学生納付特例の期間が含まれる。
2.障害基礎年金の対象になる。
3.遺族基礎年金の対象になる。
1.については年金の受給資格期間は現在10年です。つまり10年支払っていれば将来年金を受け取る事が可能になります。その資格期間に含まれます。
この制度の注意点なのが、あくまでも「猶予」であって「免除」ではありません。
猶予とは、支払期日を延期することであり支配義務は存在している状態です。
一方で「免除」とは支払い義務を免じることであり支払義務がないということです。
学生納付特例は猶予の制度ですので、学生期間中に猶予してもらった保険料の支払いをしないと、将来、年金額には反映されません。
2.3については学生納付特例制度を利用することによって万が一、不慮の事態が起きた場合には障害基礎年金や遺族基礎年金の受給権を得ることができるということです。
これは、未納であれば受け取る権利が無いので要注意です。
以前私の知人でラグビーをしていた方がいました。
その方がラグビーの練習中の事故で、不運にも障害状態になってしまいました。
ただ、その方は学生納付特例を申請した為、障害年金を受け取る事ができました。
もし未納であれば受け取る事ができません。もし受け取れない事態を考えるとぞっとしますよね。
また、あくまでも学生納付特例制度は猶予なので年金の受取額を増やすためには追納が必要です。
10年以内であれば保険料をさかのぼって納めることができます。
面倒かもしれませんが不測の事態に備えて申請することをおススメします。
また詳細など分からないことがあればFPや社労士に相談してみてはいかがでしょうか?